2020年1月8日水曜日

初めてのボランティア




今年も残り少ない日々となった12月に越谷市のイベントのボランティア募集に参加しました。私の担当は竹トンボの指導ということで円本さんと二人で担当しました。円本さんはたくさんの竹トンボを用意してくださっており、ボランティアのベテランの方でした。

小さな子どもさんに配っていただき、私は子どもさんを連れておられたお母さんにお話を聞いていただきました。その内容は一つのものを見て、その先に見えるものを見出しそして興味を持っていただきたく話しました。

お母さん方に一つの竹トンボを取り出し、この小さな竹トンボを見てこの先に何が見えますか問うてみました。何のことか分からない表情をされたので、これは日本古来の郷土玩具ですよね、そして多くの人々に愛されてきました。実はヘリコプターの原型なのですよ。これを横にすればどうでしょう、船のスクリューであり風車、その他に色々と利用されていますよね。近年においてはドローンが作られ色々と利用されております。

さてこの先は何ができると思いますか。おそらく近いうちに人も乗るドローンができると思います。この様に一つのものを見て過去現在未来を思い浮かべられる子どもさんに育ててくださいとお母さんたちにお話しをしました。

幼少の子どもはよくこれなーに?これなーに?と何度となく聞き、何事に対しても興味を示しておりました。ところが少し大きくなると今度は親がプラモデルやおもちゃを与えるようになり、自分で物を見出すことができなくなり、大人においてはマニュアル通りの人間になってしまった。この様な日本、これからどうなるのか心配です。